2022年度CO2排出実績(速報値) について
電気事業低炭素社会協議会(以下、協議会)は、このたび、2022年度の会員事業者のCO2排出実績(速報値※)を
とりまとめました。
その結果、協議会全体における2022年度CO2排出量は3.27億t-CO2、CO2排出係数は0.436kg-CO2/kWhで、ともに
前年度比0.2%の増加となりました。(いずれも調整後の値)
これは、安全確保を大前提とした原子力発電の活用、再生可能エネルギーの活用および火力発電設備の熱効率向上
などに継続的に取り組んだものの、原子力発電設備の定期検査に伴い、小売電気事業者が供給する電気に占める原子力の
比率が低くなり、火力を含むその他の電源比率が増えたことが要因と考えております。
2022年度CO2排出量、CO2排出係数はともに増加したものの、協議会設立(2015年度)以降は、CO2排出量、
CO2排出係数ともに改善しており、引き続き、PDCAサイクルを展開することで、目標達成に向けた取り組みの実効性を
高めてまいります。
※ 現在、国による確認が行われており、今後、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき、国から公表される
CO2排出係数の実績により修正となる可能性があります。
【参考:2021年度実績(いずれも調整後の値)】
CO2排出量:3.26億t-CO2
CO2排出係数:0.435kg-CO2/kWh
【参考:電気事業低炭素社会協議会 会員事業者(8/31時点)】
会 員 |
アーバンエナジー㈱、イーレックス㈱、出光グリーンパワー㈱、出光興産㈱、伊藤忠エネクス㈱、HTBエナジー㈱、 ENEOS㈱、エネサーブ㈱、㈱エネット、㈱エネルギア・ソリューション・アンド・サービス、㈱エネワンでんき、 エフビットコミュニケーションズ㈱、MCリテールエナジー㈱、大阪ガス㈱、沖縄電力㈱、㈱オプテージ、 オリックス㈱、関西電力㈱、関西電力送配電㈱、㈱関電エネルギーソリューション、九州電力㈱、 九州電力送配電㈱、九電みらいエナジー㈱、サミットエナジー㈱、㈱JERA、四国電力㈱、四国電力送配電㈱、 静岡ガス&パワー㈱、シナネン㈱、ダイヤモンドパワー㈱、中国電力㈱、中国電力ネットワーク㈱、中部電力㈱、 中部電力パワーグリッド㈱、中部電力ミライズ㈱、テス・エンジニアリング㈱、テプコカスタマーサービス㈱、 ㈱テレ・マーカー、電源開発㈱、電源開発送変電ネットワーク㈱、㈱東急パワーサプライ、東京ガス㈱、 東京電力エナジーパートナー㈱、東京電力パワーグリッド㈱、東京電力ホールディングス㈱、 東京電力リニューアブルパワー㈱、東北電力㈱、東北電力ネットワーク㈱、日鉄エンジニアリング㈱、 日本原子力発電㈱、日本テクノ㈱、北陸電力㈱、北陸電力送配電㈱、北海道電力㈱、北海道電力ネットワーク㈱、 丸紅㈱、丸紅新電力㈱、三井物産㈱、ミツウロコグリーンエネルギー㈱、楽天エナジー㈱、リコージャパン㈱、 ㈱Looop、㈱ユーラスグリーンエナジー、㈱FPS※ 以上64社 ※ 2023年4月新規加入 |
以 上